― 私学サロン ―
「世界に高くはばたかん」
豊かな情操と学力をつける
〜立命館コース開設を期に更なる飛躍へ〜
本校は奈良育英学園創立70年を記念し、女子教育の原点を目指し1983年に富雄の丘に産声を挙げ、爾来四半世紀になる。
近鉄富雄駅から北へ二キロ弱の丘陵に立地し、県下唯一の女子の中高一貫の進学校と自他共に認めるところである。四季折々の表情を見せる豊かな自然環境に恵まれ、奈良市内のみならず県下有数の文京地区の一角を形成している。
今年四月より立命館コースとして中学2クラス・高校1クラスを開設、併せて従来の標準クラス、特設クラスはそれぞれ標準コース、特設コースと改名した。特に前者の立命館コースは附属(立命館、立命館宇治、立命館守山、立命館慶翔)並に立命館大学へ全員が推薦を受け・進学できるコースである。理系のカリキュラムでの教育を特色とするが、進学に当たっては立命館大学の全学部(国際関係、法、経済、経営、文、産業社会、政策科学部、映像、理工、情報理工、生命科学、薬の12学部)及び系列の立命館アジア・太平洋大学への進路が保証されている。また、後者標準コースでは関大とのパイロット提携に基づく推薦枠15名や近大とのパートナーシップ提携に基づく複数学部への特別推薦枠、或いは帝塚山大学との提携に基づく特別推薦枠などの他、従来の指定校として同志社、関学、立命、同志社女子、京都女子、武庫川女子、神戸女学院など全国有力大学200余りの指定枠を有効利用しながらの進路を確保すると同時に、特設コースの国公立大学・難関私立大学への進学実績を更に向上させようと全学を挙げて意を新たにしているところである。

本校の特色であるきめ細かい丁寧な教育はあらゆる教育活動の中で実践され、学力ばかりではなく情操豊かな人格の陶冶にも実をあげている。生徒達は日々の学校生活を授業や課外活動の中で有意義に過ごし、自己の人生設計に繋がる貴重な体験を重ねている。
進路については卒業生の約9割が四年制の大学に進学し、国公立大学・難関私立大学への進学率は非常に高い。今年度23期生は101名であったが、北大(法)、神戸(工)、岡山(薬)など15名が現役で合格した。早稲田(国際教養)、ICU、上智、明治、法政と言った東京圏のトップ校に10名余り、京薬、大薬など薬学部へ12名、関関同立へは70名が合格した。
国際理解教育にも当初より積極的に取り組み、毎年海外から一年間の交換留学生受け入れると同時に本校からも派遣している。また、中学校では3年次に一週間のオーストラリア(ブリスベン・ゴールドコースト方面)への、高校では四泊五日の韓国(慶州・ソウル)への修学旅行をそれぞれ実施している。併せて、高校1・2年の希望者を対象とした二週間の語学研修(英国)を実施している。